アニメやSFに登場した史上最高の宇宙船ベスト15 という記事に触発されて、勝手におらがランキング的なものを考えてみようと試みたものです。これはこれで偏ってる気もしますが。
![]() 1. ディスカバリー号 (A・C・クラーク「2001年宇宙の旅」)こんなふうに既存技術の延長上の実現可能性にこだわった律儀な宇宙船というのは、じつは意外に少数派なのではないでしょうか。キューブリックの映画版は、見ているとどういうわけかいつも眠気に襲われる……。 ![]() 2. 月 (J・P・ホーガン「星を継ぐもの」)まさかそれをそんなことに使うなんて、というアイデアの意外性で思い出すのがこれ。宇宙船というとやや語弊があるかもしれません。まあ、でっかいノアの箱舟みたいなものだと思えば。 ![]() 3. ドゥーズミーユ (「トップをねらえ2!」)宇宙船地球号、などというご立派なものではなくて、劇中での扱いはただの質量兵器でした。しかしあれはなぜ地球でなければいけないのか。金星とかでもいいだろうに。それとも金星もなくなってたのか。 ![]() 4. ウィルゲムの「樽」 (「ターンエーガンダム」) これで地球に帰ろうなんて、正気の沙汰ではありません。まったく地球の人ってめちゃくちゃです。∀はガンダムシリーズ中一番好きな作品で、こういう感触のアニメが他にもないものかと常々思っているのですが、見つからないんだよなあ。 ![]() 5. ブリュンヒルト (銀河英雄伝説) ラノベ方面では有名と思われる宇宙戦艦。よけいな羽根や突起がなく、さりとてレトロフューチャー風でもない、優雅にして冷徹な兵器のフォルム。そのころのアニメの宇宙船としてはなかなか珍しいデザインだったような気がします。今見るとそれほどでもない? 6. 聖樹船 (ダン・シモンズ「ハイペリオン」)巨大な木そのものを宇宙船として利用。推進力は宇宙生物の念動力。全長1kmとか数kmとかあったはず。それがビームランスに焼かれて炎上する図はまさしく空前絶後のスペクタクルといえそうです。映画化に期待しよう。 7. パクス急使船 (ダン・シモンズ「エンディミオン」)たとえるなら高層ビルの上から地面に落としたトマト。超光速航行を実現する代わりに乗員は高Gのせいで目もあてられないことになるというひどい船です。船のビジュアルイメージがいまひとつはっきりしませんが、たぶんいかにもスペースオペラ的な宇宙戦艦の格好をしているのではないかなと。 8. 《ディアスポラ》船団 (グレッグ・イーガン「ディアスポラ」)僕が想像していたのは、亜光速で飛ぶハードディスクの筐体、あるいはそれが埋め込まれた岩塊とかそんな代物。イーガンのイメージとはまるで違ってたかも。この作品の未来人はやがて自分たちを下位宇宙から上位宇宙へコピーし、次元を越えた存在になっていってしまいますが、そうなるともう船がどうとかのレベルじゃないですね。 9. 頭脳船ヘルヴァ (アン・マキャフリー「歌う船」)サイボーグシップで有名どころといえばこのへんか。見た目も機能も宇宙船で心だけは女の子な船が人生経験を積んで精神的に成長していくという話でした。パターンとして定番すぎたせいか、さほど熱を込めて読んだおぼえがないけど。コミュニケーションの相手としては雪風とかぐらい難物な方がSFとしては楽しそう。 10. バンガード号 (R・A・ハインライン「宇宙の孤児」)目的地につくまで乗員の寿命がもたないのなら、途中で子供を産んで世代交代しながら行こう。という気の長い発想。このような移民船は、その中に衣食住から生殖まで集団生活にかかわる一切合財を含むひとつの社会となります。当然、さまざまなゴタゴタも起こります。長旅の間に初めの目的を忘れてしまうなんてのもよくあることで、これもそういう話。 他にも変な宇宙船の出てくる作品っていっぱいあったように思うんですが、すぐ思い出せるものというとこれくらいでした。この手の記事は普段からネタを貯めて整理しておかないときついな。 ───── [ニコニコ] (合作)ニコマスメドレー ~2008 秋の祭典~ これぐらいカオスでちょうどいいです [ニコニコ] うさぎの食事風景に吹き替えを入れてみた 開始ゼロ秒で吹いた 台湾人でライトノベルの訳者だけと、質問ある? ENGINE こちら経由で。虚淵玄は熱心な武侠オマージュということで好意的に受容されそうな気もする。 スチームパンクも遠くなりにけり - 伊藤計劃:第弐位相 新作のタイトルは「ハーモニー」、早川Jコレクションから12月発売。待つ、しかして期待する!内容はちょっとだけ百合っぽいそうです。それもよし。 やる夫が徳川家康になるようです めでたく最終回を迎えたとか。暇なときにまとめて読む
by umi_urimasu
| 2008-10-17 22:41
| まぞむ
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