カテゴリ:ゲーム( 37 )
「ゾンビ・ダイス」のようなものをお手軽に自作して遊ぶ
このエントリーを含むはてなブックマーク
a0030177_0182768.jpg
バースト系ダイスゲーム「ゾンビ・ダイス (Zombie Dice)」を遊ぶ用のお手製サイコロを作ってみました。
必要なものは無地の6面体サイコロ(ブランクダイス)が13個、それだけ。東急ハンズで買うと1個20~30円くらい。これに三色のマジックで脳みそ、足跡、ショットガンの図柄をそれぞれ描く。出目の種類がわかりさえすればいいという程度のごく単純な絵でも、とりあえず遊ぶには十分。けっこう楽しめます。
ただ、欲をいえば、もっとゾンビ的な雰囲気を出すために脳みそはリアルっぽく描いたほうがよりゾンビ。
[PR]
by umi_urimasu | 2011-11-04 00:32 | ゲーム
ゲームのリアルリアリティ
このエントリーを含むはてなブックマーク
ものすごく久しぶりに、ネット上で「リアルリアリティ」という言葉を見かけました。すわ、超先生再評価の波でも来たかと一瞬驚いたものの、ぐぐってみるとじつはTRPGプレイヤーの間でつかわれている一種のゲーマー用語らしいとわかりました。なんだそっちか。ちょっと安心した。

njtrpg @ ウィキ - リアルリアリティ
リアルリアリティとは、実世界を想定した現実味、つまり基本的には世間一般でいうリアリティと同義なようです。ただし、TRPGにおいて単にリアリティという場合は「ゲーム世界内限定での」リアリティを指すことが多く、そちらと区別するためにわざわざ呼び替えている、といった感じなんでしょうか。また、ゲームの判定が自分に有利になるように実世界のリアリティをふりかざして屁理屈をこねる困ったプレイヤーを揶揄するときにもこの言葉をつかうらしい。

ゲームシステムとリアルリアリティの齟齬が顕在化する例として、上のリンク先では囚われの女戦士問題とか百匹のゴブリン問題なんてのがあがっています。ルールに従うと非常識な状況になってしまうようなときにリアリティを保つにはどうすべきかと。これってTRPGにかぎった話じゃなさそうですね。RPGのようなタイプのゲームやフィクション全般におけるリアリティのさじ加減というのは、ほんとに厄介なものでして。

僕の場合、これに似た話として思いうかぶのは、たとえばドラクエ8の家捜し問題。ドラクエ8はいわゆるドラクエ的な世界観の忠実な3D化が売りの作品ですが、プレイしていて町の民家に入って棚や箪笥を「しらべる」と、金貨や薬草が手に入るようになってます。ドラクエシリーズは伝統的にこの方式でPCにサービスアイテムを与えてきました。しかし、このときのビジュアルから受けた違和感が予想外にひどくて、戸惑ったおぼえがあります。他人の家で、家人がじっと見ている前で堂々と金品を漁っているのに彼らはまったく何の反応もしない。ゲーム的なビジュアル処理だけがあってそれにふさわしい描写が欠けているせいで、状況の不自然さがきわだっている。こんなことは2D時代にはちっとも気にならなかったのに、ディテールの細かい3Dグラフィックであらためて見ると驚くほど不自然に感じてしまったりするんですね。他にもDQ8では樽を投げつけて破壊するといったアクションもできて、酒場で酒樽をドカバカ壊しまくっても店の客や主人はその横で平然としています。非常にシュールな光景です。これもコンピュータゲームにありがちな「ゲームシステムとリアルリアリティの矛盾」ではないかしらん。

その種の不自然さを豪快に放置しているゲームもあれば、なるべくほころびが出ないように気をつかっているゲームもあります。どっちがいいの悪いのと簡単にいえるものじゃないと思うけど、どちらかといえば「不自然さを感じさせない」ように配慮してくれる作品の方が僕は好きかな。Morrowind なんかだと、人の家にある物を盗んで見つかったら当然逮捕されるし、悪いことしてると人望パラメータが下がってNPCの態度も冷たくなるなど、異世界といえども社会の存在が強く感じられるつくりになってました。ああいうのいいですね。異世界に「住んでる」実感があって。
逆にICOやワンダと巨像では、社会みたいな描写の面倒な要素はそもそも最初からなくしてあります。あれはあれで、閉じた世界のリアリティを維持する賢い方法かもしれません。そういえば開発チームの人も「リアリティを追求できないものは徹底的に排除した」と言っていた。

まあ、ゲームやフィクションでは現実を完全に再現することができない以上、最終的にこの手の話は人それぞれがどの部分にリアリティを感じるか/求めるかという、趣味嗜好の問題に帰してしまうのだろうと思います。好き嫌いのことだけに自分では制御しにくいのがときどき困るけど。ある小説の「リアリティの欠如」に憤慨して「これはねーだろ。常識的に考えてありえんだろ」とか突っ込みながら、別の小説の似たような部分は全然気にならなかったので黙ってスルー。ってことは往々にしてあるし。同じ作品に対しても「すごくリアルだ」「いや全然リアリティがない」と人によって正反対の感想になることも珍しくないし。
つまりなんだね、結論はこれかね。「リアリティは人の数だけ存在する(キリッ」

─────
「柳生百合剣」(朝日文庫) 荒山徹
タイトルの乙女チックな語感に騙されてはいけない。じつは百合剣とは一晩に百合、すなわち100回連続セックスをしてついに会得される秘剣のことなのである。徹はじつにばかだな(褒め言葉

ゾンビに襲われたときの対処法をまとめてみた
ムクンガ・ラレムこそは最強の対ゾンビ武術。でも実際の使い手は今んとこマックス・ブルックスだけっぽいので詳細は不明。World War Z の映画化に期待です。

Togetter - 『マルドゥック・スクランブル』単行本版、文庫版について。
第一作の修正にそこまでこだわるなら、いっそのこと通常文体版ヴェロシティという追加オプションもありではなかろうか


黒博物館 スプリンガルド (モーニングKC)

藤田 和日郎 / 講談社


ブゲー!血ヘドを吐くほど面白かった。あらぶる漫画力の塊って感じ。「ドラキュラ紀元」から英国伝奇つながりで久しぶりに接触した藤田和日郎作品ですが、たまに読むと脳髄にガリガリくるなあ、この人の漫画は。一冊読んだだけでへとへとになった……。

[画像] この世の果て、恐山で宿坊に泊まる
人里はなれた霊場は廃墟好きにも魅惑の空間。東北旅行の機会があったら寄りたいスポット

[youtube] The Warrior's Way Trailer (2010)
妙に活気づいてきて珍品の出現が後を絶たない海外トンデモサムライ映画界。笠をかぶった集団があからさまにGロボの血風連っぽいのが笑えます。いったいどこからそういうネタを拾ってくるんだ。

ノーベル文学賞:ペルーのリョサ氏受賞
「緑の家」しか読んだことないけどおめ。これを機に絶版だらけの状態が改善されたりしないかな。

[画像] The department No. 601 MAI - "Space systems and rocket"
これはすごい。旧ソ連時代の月着陸船をはじめ、宇宙開発の遺物がぎっしり詰め込まれている、MAI(モスクワ航空宇宙大学?)構内の写真。機械的でありながらまるっこい感じがなんともいえん

テッド・チャン "The Lifecycle of Software Objects"
はやばやと無料公開に!ありがたや。がんばって読んでみます。
→ 読み始めてみた。すんげー地味な導入。これはこれでとてもチャンさんらしい気もする。今よりちょっぴり未来というだけの現代風の話で、文章もやさしくてかなり読みやすい。がんばるぞ。

ピーター・ジャクソンの「ホビット」が公式に始動宣言!撮影は2011年の2月開始予定
めでたい。そういえば俳優組合問題ってクリアできたのかな。LOTRにも出ていたキャストはできるだけそのまま継投してくれるとうれしいですが。

山口貴由「覚悟のススメ」復活!「エクゾスカル零」始動
なんですと!あまりにも、あまりにも嬉しすぎるニュース。当方に購読の用意あり!

10/23 "The Lifecycle of Software Objects" なんとか読み終えました。つかれた……。
ストーリー後半を占めるAIのセックスビジネス問題が、あんまり心躍るたぐいの話題じゃなかったのと、ひさびさの長文英語のストレスでぐったり。
獣姦とか異種姦とかってただでさえよくわからん世界だが。AI相手だとますますたいへんそう。まあ、そういう地味にめんどいところをめんどいからってスルーしないことではじめてふっと気づかされる、SF的な「気持ちの問題」の味わい深さがチャン作品を好きな理由のひとつでもあるし。苦労して読んだ甲斐は十分ありました。
しかしこれ、邦訳出すときタイトルどうすんだろう。

Happy Birthday, Ursula!
ル=グウィン女史81歳の誕生祝い。ご本人のレスが、ビルボの演説ネタ……。お茶目な人だなあ。

[ニコニコ] 【MMD】ペルソナM 夏祭り編(完全版)【ペルソナ】
テクスチャが変わってもP4はやっぱりいい。そのうちMMD互換の3Dゲームエンジンが作られて、誰でもこんなネタゲームを作ったり遊んだりできる日がくるかもしれない。

富野由悠季監督作品「ブレンパワード」が廉価版DVD-BOXに
7枚組、1万1655円という投げ売り価格。たまには富野分を補給したいので、これは買いで。

山田風太郎賞:貴志祐介「悪の教典」に
もっといかにも山風ライクな時代伝奇やバカミス的な小説にあげる賞なのかと思ってたけど、そうでもなかったらしい。
[PR]
by umi_urimasu | 2010-09-27 21:03 | ゲーム
ファンタジーの手法とゲームの手法: 「ICO」「ワンダと巨像」
このエントリーを含むはてなブックマーク
a0030177_20381897.jpga0030177_20382690.jpg「ICO」や「ワンダと巨像」には、あらすじ的な意味でストーリーと呼べるものがほとんどありません。でもこの二つのゲームは、その単純さにしては驚くほど深く感情に訴える力をもっているように思います。これはなぜだろう。なんとなくだけど、良質なファンタジーがもつ作用に一脈通じるものがあるんじゃないか。という話です。


ル=グウィンは「夜の言葉」の中で、「ファンタジーにおいては文体が(あらすじ的なストーリーよりも)根源的な重要性をもつ」といった意味のことを述べています。もしこれをゲームの話に置き替えるとしたら、いわゆるシナリオよりも作品世界を表現するディテールのほうが(ファンタジー的な)ゲームにとって大切である、ということになるでしょうか。もちろん、単に映像がリアルならよいというわけではなく、肝心なのはその世界にふさわしい表現であるかどうかでしょう。

ル=グウィンの言う通り、指輪物語やゲド戦記やダンセイニ作品における文体は非常に重要なものです。それらの作品では、語られるひとつひとつの言葉がすべて異世界を築くための礎石にひとしく、世界を成り立たせることをさまたげる言葉は厳しく排除されています。その世界は言葉だけでできているのだから、一語としておろそかにはできません。たった一つの失言のせいで、美しい世界はまがいものの遊園地になってしまう。ここでいうファンタジーとはそうしたものです。

そしてICOやワンダも、それらのファンタジーに近い一貫性の美しさをめざして作られた作品だ、という印象を僕は受けたのでした。ただし、テレビゲームの世界を形づくる礎石は言葉ではなく映像です。ICOやワンダでは、世界のディテール(風の音、陽光の色、建物の質感など)がとても細やかに表現されている一方、世界にとって余計なもの(サービス的なサブストーリー、多量のゲームパラメータ、常時鳴っている音楽、にぎやかしのサブキャラクターなど)は徹底して省かれています。
こういう取捨選択の姿勢はファンタジー小説ではよくある、というかむしろファンタジー小説を書く際のもっとも基本的な姿勢といってもいいと思うんですが、商業ゲームで実行している例はかなり珍しいような気がします。シナリオやキャラクターや音楽を容量いっぱい詰め込み、経験値かせぎやアイテム集めのためにあくせく働かせる資本主義的ゲームのほうが世の中では圧倒的に多数派らしい(と、言い切るのは偏見がすぎるかも)。そうでない作品がないことはないとしても、主流ではなさそうです。個人的には、年間1000本以上のタイトルが発売される業界なら、たまにはファンタジーとしての面からみて優れた作品が目立つことがあってもいいのにと思うんですが。

ちなみに、ICOチームによるゲームコンセプトについての発言を探してみたところ、ファンタジーという言葉を使ってこそいないものの、おおむね上記のような発想と手法だったらしいことが説明されていました。
海道賢仁氏と上田文人氏がPS2「ICO」の開発経緯を解説
「写実的なリアルさではなく、感覚的なリアルさを追求した」
「リアリティを追求できないものは徹底的に排除した」
「少しでもリアルでないものが含まれていると、せっかくのリアリティの積み重ねが台無しになってしまう」
「ファンタジー世界の作り方」と題をつけてもそのまま使えそうな内容ですね。リアリティというのはちょっと扱いにくい言葉だと思いますが、ゲーム的な語彙だとそうなるのかな。

この一週間はずっとICOをプレイしていて、昨日1周目をクリア、ついさっき2周目を終えたばかりです。スイカエンディング最高でした。死ぬほど和んだ……。「ワンダと巨像」は埋めがたい悲哀感が残る結末でしたが、ICOはラストシーンがまるで一幅の完璧な絵のようで、余計なものが何もない透明な美しさが心に残りました。言葉も音楽もいらない。ただ、あの砂浜の広さ、遠さ、眩しさはずっと忘れないでいよう。もし忘れかけたら何度でもプレイし直そう。そう心に誓ったのでござる。

余談。
ICOチームの最新作「「人喰いの大鷲トリコ」(仮称?)を超楽しみにしてるんですが、僕はあまり貪欲にゲームをするたちではなくて、かけたコストに見合うゲーム機運用をやれたためしがありません。おそらくPS3を買ってもTRICO専用機みたいになってしまう可能性大です。もったいないことです。でも買うけど。
アトラスの人気ソフト最新作「ペルソナ5」はPS3で発売か
もしこのニュースが本当なら嬉しい。まだ噂にすぎないんでなんともいえないか。

─────
[ニコニコ] ICOふたりプレイpart1
そのヨルダ、凶暴につき。イコよりもタフなヨルダが活躍するネタプレイ動画
[ニコニコ] 真・ヨルダ無双
あまりヨルダをなめない方がいい。何度見ても柵の上で悠然と髪をなでる仕草がかっこよすぎて吹きます。
[ニコニコ] ICO Remix ~ ぽよよん・ヨルダ
ヤネー!なんでこれが埋もれてるんだ

『へうげもの』名コマ選 - イン殺 - xx
へうげはいい作品。「度胸星」も読んでみたら傑作すぎて未完でアゴがはずれました。

HBOドラマ版「七王国の玉座」配役画像集
メインキャストが大方決定。サーセイ役はサラコナーの人。しかし制作されたとして日本で見る方法があるかどうか。こういうファン層の狭そうなドラマがレンタルとかにくる可能性はいかほどだろう。

[ニコニコ] [MMD]物理演算で二重の極み
剣心→ガオガイガー→ドリクラ→? この超展開にあなたの脳は着いてこられるか

オンライン書店 本やタウン:書籍近刊情報
山尾悠子「歪み真珠」 国書刊行会 10月23日 税込価格:2,940円。ついに出るのか。
[PR]
by umi_urimasu | 2009-09-03 21:06 | ゲーム
PS2「ワンダと巨像」
このエントリーを含むはてなブックマーク
a0030177_23171679.jpgを買ってまいりました。面白い。というか、きれい。
ステージを攻略する、敵をやっつける、いわゆるゲーム的な部分ももちろんあるんですが、それよりもやわらかい光がさす荒原や廃墟をあてどなくさまよったり、破壊のかぎりを尽くす巨大な彫像とじゃれあったり、そういう行為自体が僕の場合は気に入っていて、半分世界体験ソフトみたいな感覚でプレイしています。風景が非常に美しいので、無目的にただうろうろしてるだけでも意外に飽きないし、古そうな謎の建造物とか見るとそれだけでわくわくしてしまうし。たまに変な生きものとかもいるし。
それに、なんといってもあの彫像です。こいつらはすごい。巨大感が尋常じゃない。巨大なものが怖い、にもかかわらず好き、という二律背反的な巨大物体フォビア/マニアの気がある僕にとっては、なんていうかもう、みぞおちにズゴンとくるゲームなのでございますよ。

ひとつ個人的な要望をいえば、誰かに倒されて動かなくなった巨像とか、はじめから動かない巨像の遺跡とかいったようなものが世界のあちこちにあって、それに好き勝手によじ登ったりできればさらにすばらしいだろうと思ったんですが、このゲーム世界の巨像はきわめて特殊な存在で、そのへんに意味もなくごろんと転がっていたりはしないようです。ちょっと残念。

「ワンダと巨像」の前に買ったPS2のゲームは「大神」でした。ほぼ半年ぶりですね。ほとんど置き物同然の扱いだったうちのPS2をもそっと有効に活用すべき、というのが去年からの懸案で、これまでのところ、ありがたいことに途中で飽きて投げ出すようなゲームには出会わずにすんでいます。しかし、ワンダが思いのほか楽しくてちょっとゲームづいた勢いで、ペルソナ4もポチってしまった。さすがに過剰供給かもしれない。

─────
4人の学生がたった8千円のカメラと風船を使い、宇宙から見た地球を撮影に成功
すばらしい。8000円というのがすばらしい。宇宙ってまだまだ手の届かない遠い所なイメージがあるけど、こういう話聞くとあれ?じつはすぐそこなんじゃね?と思えます。

魚石庵: 読書録「増補 聖なるロシアを求めて」
コサックが夢みた地上の楽園、「白水境(ベロヴォージエ)」。それはじつは日本のことだったという。実際に日本へたどり着いた人までいたというから、幻想とはいえそのリアリティは筋金入りだ。キングゲイナーのエクソダス設定とかも、もしかしてこういうものをベースにしているのでしょうか。

[画像] チェスに興じるエイリアンとプレデター
「写真でひとこと」的な笑えるセリフを誰かに考えてもらいたい一枚

円城塔「ホワイトスペース」第1話 (YOMBAN)
複雑系ネタ?のライトノベルだそうです。あとで読む

[画像] 旧ユーゴスラビアのエヴァンゲリオンみたいなモニュメント群
名状しがたき形をした石碑の群れ。でも荒涼とした風景になぜか不思議と似合っている

傑作との呼び声が高いテッド・チャンのExhalation
噂を聞けば聞くほど超面白そうに思えてきてしまう。翻訳版は年末のSFマガジンに掲載されるらしいです。おとなしく待つのが我慢しきれなくなったら朗読のmp3に挑戦するかも。

SFマガジン50周年アニバーサリー企画 Sync Future(仮)
日本を代表する25人のクリエイターと25冊のSF小説がコラボレーションを果たしたアートブック。実際にどういうものなのか、まだよくわかりませんが。とりあえずラインナップは豪華です。磯光雄×飛浩隆でグランヴァカンスのPV作ってほしい。

[画像] トンガ付近での水中火山噴火
水面から大爆発写真こわすぎ。お腹きゅ~ってなっちゃう。でも保存する。

[画像] マリー・アントワネットの乳房碗
おふらんすの歴史的おっぱい茶碗。「はにゃあ」というより「つるりん」て感じか。マリーアントワネット自身の胸をモデルにしたもの、というのはただの噂らしい。

[ニコニコ] 「iM@S KAKU-tail Party SP」 2nd night - Opening
ダンスシンクロはアルファにしてオメガなり

a0030177_21295095.jpgワンダは6体めの巨像を倒してひと休み。ペルソナ4に手をつけてみました。これも楽しい。スタンドっぽいデザインの超能力、田舎町での異常殺人と、まるでジョジョ第四部のような道具立て。戦闘中にカットインが入って漫画のケンカみたいに煙がもくもく出てボコスカできたりするノリの軽さ。青春まっしぐらな学園生活。嬉し恥ずかし友情パワー。あまずっぱい。
不安要素があるとすればプレイ時間です。鬼のように時間食うよこいつ……。クリアまで100時間くらいかかるらしいけど、ちゃんと付き合いきれるだろうか。ちょっと予想がつかない。

時代伝奇夢中道 主水血笑録 弐: 荒山柳生二題
荒山徹の新連載「柳生黙示録」があらすじを聞いただけでものすごい件。魔界転生フラグ立ちすぎ。

[ニコニコ] アイドルマスター プロデューサー年鑑199X
世紀末Pによる北斗系MADアイマスプロデューサー動画まとめ+没ネタ集

─────
篠房六郎日記 09年03月23日(月) 伊藤計劃先輩のこと
伊藤計劃さんが亡くなられたそうです。これからというときに。ほんとうに残念です。
[PR]
by umi_urimasu | 2009-03-18 23:25 | ゲーム
PS2「大神」
このエントリーを含むはてなブックマーク
a0030177_13536.jpgを買ってまいりました。うちのPS2は購入以来大して使いもせず、ここ2、3年は部屋の隅っこでモノリスのようにただ静かに佇立しているのみだったのですが、さすがにもったいないなと思って。

で、ここ一日二日はその大神にはまっています。テラ和む。アマ公かわいいよアマ公。
筆描きタッチで表現されたキャラクターたちのコミカルな姿がかわいくておかしくて、ほのぼのと笑える感じなのがいいです。それに、穢れた大地に自然の息吹を甦らせる「大神降ろし」のカタルシスが凄い。これを見るためにもゲームをもっと先へ進めようという気にさせられます。もともと僕がポリゴンのゲームに求めていたのも、FF的な豪華さとかリアルさとかじゃなくてこういう方向性だったのかな。たぶん今の充足感からいってそんな気がする。

筆しらべがうまく描けなくて手こずったり、特定のキー操作をしないと先へ進めない場面でやり方がわからなくてちょいちょい詰まったりはあるものの、アクションゲームの難易度としてはかなり低い方かと思います。MGSをEASYでしかクリアしたことない程のアクション音痴な僕でも、ただゲームを進めるだけならほとんどストレスを感じないぐらいなので。親切設計で助かります。

そんなわけで、しばらくは読書感想系の話題に間があいてしまうかもしれません。手元には念願の一冊、「山尾悠子作品集成」があるんですが。もちろん、大神フィーバーがひと段落したらちゃんと読むべさ。しかしそういえば古川日出男の「聖家族」もはやく読みたいんだった。「クリプトノミコン」の1巻+2巻も買ってきたんだった。デカブツばっかりためこんでる。やばい。

(追記)大神、難易度低めって書いたけど……そうでもなかったかも。ときどき出てくるミニゲームがだんだんきつくなってきた。先ゆき不安だ。

─────
[今日の早川さん] 三本立て - coco's bloblog - Horror & SF
・貶すのと同じく、上から目線で誉めるのもみっともないので気をつけたいです。
・ダイヤモンド・エイジの世界ならナノテクの力でクリーンなヴィクトリア時代が実現していて悪臭もなさそうではある。しかし匂いなくして何のヴィクトリア朝ロンドンか、という気もする。エマさんはいい匂いがすると信じている。

イギリス最古のおもちゃと思われる石が発掘される
少なくとも2000年以上前のものだとか。ブタに見えないこともない

[ニコニコ] 俺ヴォイス 海外ドラマ「マリズンブレイク」 ウザいあらすじ
最新作!いつもながらネタと吹き替えの声芸、両方ともハイレベル。

古いおもちゃ関連でこんなのあった。

古代ローマの20面サイコロ、お値段180万円

a0030177_2138799.jpgいったいどんなゲームに使われていたんでしょうか。当時は紙が貴重品だったはずなので、チラシの裏的な文章はむしろ石や木材や壁に書かれていたと思われ、またそんなところにわざわざゲームのルールなんかを詳しく書き残す人がいたとも思えない。つまりそれは「ありきたりすぎて誰も残そうとしなかったがゆえに失われた」文化情報ということか。
これからの未来だって、いつどこで大規模な文明の断絶が起こらないともかぎらないし、後世のためを考えると僕たちも、どんなにくだらないと思える情報でも大切に保存しておくべきなのかもしれんなあ。という気がしないでもないような、どうでもいいような。

Not A Blog - Monday Morning Blues
ジョージ・R・R・マーティンのオフィスが空き巣の被害にあったそうです。かなりきわどいタイミングで、一歩まちがえばマーティン本人が剣で賊と対決するはめになっていたかもしれないとか。とりあえずケガとかなくてよかった。A Dance with Dragons のデータも無事だそうです。やれやれ。
[PR]
by umi_urimasu | 2008-10-24 01:25 | ゲーム
もろーうぃんど膝栗毛
このエントリーを含むはてなブックマーク
Morrowindが届いたのでさっそくやってみてるんですが。もうなにこれ!楽しすぎる!

a0030177_22222180.jpgなんといったらいいのか、異世界をぶらぶら旅行している気分を我がことのごとく自然に味わい、その世界の住人たる実感を自分の行動を通じてつかめるように、「プレイヤーキャラを入れるための箱」として作られたようなゲームなのです。便利なところも不便なところも全部ひっくるめて。これははまる。マジではまる。ひょっとするとMGS1とガンパレ以来の、「このゲームとなら心中してもいい」といえる作品についに出会えたのかも。

とりあえず気づいたら徹夜してました。今日も落ちるまでやります。しばらくはこんな調子でもろうぃん漬けの生活になりそうな気配。始めるまえはせいぜいオブリビオンと新PCを買うまでの軽いつなぎぐらいに考えてたんですが……。これだけで軽く数ヶ月は潰せそうな勢いです。ありがたいっていうかなんていうか。

以下、何枚かスクリーンショットを貼っときますね。あの世界の雰囲気が少しでも伝わればと。これ見てうほっと思った方はぜひ自分で買って遊んでみてくだされ。この楽しさは他人のプレイ動画やレビューでは絶対わかりませんから。お値段はたったの2000円だし、マシンパワーも大して要りません。ノートでも余裕で動くよ。

a0030177_22502437.jpg
旅のはじまり、Seyda Neenの町並。初めての人はみんな思うんだろうな。右側のあれ何!?キモっ!て。

a0030177_22505554.jpg
imperial guardのおじさん。ちょっとモーガン・フリーマン似。

a0030177_2334418.jpg
詰所でキャラメイク。Nordの女性戦士にしてみました。Better Headsのおかげでなかなかの美人さん。しかしでかい女だな。

a0030177_2341863.jpg
Seyda Neenの町外れの灯台。てっぺんから落ちるとけっこう痛いです。

a0030177_2344462.jpg
街の治安を守るインペリアルガード。いわゆるお巡りさんです。都合により世界中どこでも全員同じ顔みたいです。どんだけ。人目のあるところで悪いことするとえらい勢いですっ飛んできます。

a0030177_235197.jpg
夕暮れのSeyda Neen。空の雲もちゃんと動いてます。屋内にいても、夕焼けを見るために戸外に出たくなるような色彩美。

a0030177_2352385.jpg
巨大ノミバス、Silt Strider。街から街へ移動する安くて安全な公共交通機関です。座席に乗れるかと思ってジャンプしたらとどかなくて崖下まで落ちました。

a0030177_2363028.jpg
Balmoraに到着。それにしてもでかい。

a0030177_2364577.jpg
早朝のバルモラ市街。よく雨が降ったり霧が出たりします。たまによく晴れるとなんか嬉しい。

a0030177_2374358.jpg
オークも平気でそこらを歩いてます。オークとはいえ立派な市民。重職に就いてる人物もいるようです。勤勉なオークは怠惰なエルフに勝る。

a0030177_2375656.jpg
戦士ギルドのすぐ隣が魔術師ギルド。仲がいいのか悪いのか。まあ便利ではありますが。

a0030177_2383868.jpg
盗品を叩き売って重武装一式を購入しました。これはひどい。みんな呆れてる

a0030177_2393942.jpg
バルモラのガード。やたら高圧的で頻繁に職質とか何様って感じ。いつか思い切りぶん殴ってみたい。

a0030177_231015100.jpg
盗賊ギルドで仕事のあっせんを受けてます。ダイヤ盗んでこいとか人の鍵をスってこいとか、武骨な戦士にとっては無理難題ばかり。泥棒はまだできないけど、きっとおぼえます。たぶん。

a0030177_23102522.jpg
皇帝付の諜報組織「Blade」のメンバー、Caius Cosades。腹に一物ありそうな怪しい爺さん。いつ行っても裸です。とりあえず服着ろって。

a0030177_231192.jpg
Moonmoth砦の城壁内。ウーピー・ゴールドバーグ似のおばさんが武器の番をしてました。

a0030177_23112929.jpg
瓦礫の山に埋もれたDwemer(ドワーフ)の遺跡。Morrowindの文明レベルからすると、メカニカルな配管やエンジンはかえって奇異に映りますね。

a0030177_2311181.jpg
遺跡のなかで盗人らしき連中と戦闘に。死人からも身ぐるみ剥ぎます。ブラとぱんつは武士の情け。

とまあこんな感じで、あらゆる行動を楽しみながらファーストプレイ中。とりあえず今日はこれからバルモラ発のノミバスで行ける範囲をぶらっと観光してこようと思います。ではー。
[PR]
by umi_urimasu | 2007-12-06 23:58 | ゲーム
オブリビオンやりたいなりのつづき
このエントリーを含むはてなブックマーク
常にやりたいのです。というか買いたい。なのでその思いを書きつづることにします。もうここ数日、頭の中はプレイ環境の確保にかかる費用のことばかり。

もともとゲーム自体あんまりやらないし特に重い作業もしない人間なので、ゲーム一本のためだけに20万円近くかけてPC一式新調するのは冷静に考えてコストと利益が釣り合わなさすぎる、ということでPC版の線は結局却下。無念。
で、コンシューマ機でいくとするとXbox360かPS3か。これがまた悩ましい。まず「他に欲しいソフトがあるかどうか」が最優先の条件だけど、メタルギアソリッド4が箱○で出るのかどうかがまだはっきりしないらしいんですね。もしMGSが箱でも出るならそれで決まり。でもPS3のみなら、PS3(オブリビオン+MGS)とXbox(オブリビオン+その他のタイトル)でどっちかを選ばなきゃいけない。両方ってのはなしで。
当面、時間を削ってまでやりたいと思えるのはオブリビオン(とMGS)だけで他のタイトルにはほとんど食指が動かないんですが、ラインナップを比べてみるとPS3よりは箱のほうがまだしも誘惑的にみえる……。なんとなくEDFとかエースコンバット、アイマス、HELOあたりはそこそこ楽しそう。ニコニコ効果まるだしですけどね。

で、費用計算。箱○が~35000円(PS3なら~40000円)、液晶ディスプレイは20000~25000円ぐらいを想定。VGAケーブル~3000円。おぶりびおんが6000円。トータル~70000円。他にもソフトを何本か買ってそこそこの期間遊べれば、まあ悪くはない線かなあと。

ま、もう少し悩んでみます。どうするか決めるまで、しばらく代償行為としてプレイ動画でも眺めて過ごそうと思います。

[ニコニコ] Oblivion きまぐれ旅28
いやもう船とか空とか綺麗すぎるって。世界そのものに惚れる。やっぱりPC版やりたい……。久しぶりに「うなるほど金が欲しい」と切実に思った。

[ニコニコ] 一から始めるOblivionその10~まだまだ裸族~
見よ、このあきれるばかりのフリーダム具合。YATTA!

(追記)
オブリビオンに適した格安PCがないものかとBTOパソコンを扱ってるネットショップを検索中。有名どころのドスパラやツクモのゲーム用ローエンドマシンで、ディスプレイ込みだと排熱とか静音対策とか細かくけちってぎりぎり10万円ぐらいが相場ってとこみたいですね。オブリビオンがそこそこの画質でスムーズに動いてくれさえすればこれでも十分なんだけど、いまいち確信がもてない。もう少し調べてみる。

それはさておき、PC購入に踏み切る前に今の環境でMorrowindをやってみようかと思ってます。値段も安いし、洋ゲーはじめてだから自分自身の適性チェックにもなりそうだし。慎重にいこっと。

─────
[ニコニコ] 【∀ガンダム】 こんなに近くで… ソシエver【MAD】
編集神ギンガナム
[ニコニコ] 【∀ガンダム】 こんなに近くで…グエンver
仮面(ガスマスク)の告白。言うまでもなくガチホモである

[ニコニコ] 天空の城ラピュタゲリオン 第一話 「使徒、襲来」
うまい。これはランキング一位いくかも

[ニコニコ] 【MAD】西部警察のOPとエースコンバット6を混ぜてみた
昭和のかほり

[ニコニコ] デッドライジング・ショッピング 新しいテレビを買えばいいじゃない!
あのデッドライジング・レストラン作者による待望の新作!みんなで楽しくゾンビギャグ。
前作→[ニコニコ] デッドライジング・レストラン  好きキライはいけないと思います!
[PR]
by umi_urimasu | 2007-11-28 00:28 | ゲーム
イース・オリジン
a0030177_0585845.jpgをやっとります。なんとまあ珍しい。アクションRPGです。なかなか楽しいです。アクションの神に見放された僕のようなダメっ子プレイヤーでも適度なチョイムズ感を楽しめる、この絶妙の難易度制御が心憎い。安心感抜群。このへんはやっぱりイースなんだなあって感じ。

ただしシステム、物語、アピアランス、音楽、どれをとってもぎゃふんと驚かされるようなところはほとんどなくて、かなり保守的な印象の強いゲームでもあります。この手のゲームに実験性とか斬新さを求める人にはあまり向かない作品かもしれません。僕自身は普段アクションゲームの類をまったくやらないので、この程度でも十分珍しいんですが。

購入するタイトルを選ぶにあたっては、このイースオリジンと「空の軌跡」の二本の間で少々心が揺れたものでした。でもイースのほうがシリーズとしてなじみ深いので結局こっちになりました。なんと冒険心に乏しい客だろう。


知らない人のために紹介しておくと、イースっていうのは1980年代から現在にいたるまで多くの続編やリメイク版が作られつづけているアクションRPGのシリーズです。その筋では有名な、この系統の定番タイトルといってもいい作品ですね。すばしっこく動くちびキャラを操作して魔物をズババババーと蹴散らしていく爽快感や耳あたりのいいハードロック風味の音楽が、根強い固定ファン層を形成しておるようで。でも僕はイースI・IIしかやったことがないです。このイースオリジンは7番目だか8番目だか、とにかくシリーズ最新作。そして物語の時間軸上でいうとI・IIの前日談。

物語の舞台はイースと呼ばれる架空の国。赤毛の少年アドルの冒険と成長を描いたイースI・IIの時代よりさかのぼること700年の昔、当時はまだ地上にあったイースが、押し寄せる魔物から逃れるために黒真珠の魔力で天空に浮かべられた、そのころのお話です。
イース浮上後、あらゆる魔法の根源である黒真珠をたずさえてふたたび地上に降り、消息を絶ってしまった二人の女神。その捜索のために派遣された神殿の騎士たちと、黒真珠を奪って世界を支配しようとたくらむ〈闇〉の一族との戦い。これが物語の主軸となります。イースI・IIの核心にモロにつながる内容でもあり、かなり期待は大きかったんですが………

なんかストーリー薄いなあ。アクションRPGというだけあって、アクションがメインでお話は刺身のツマみたいなものと割り切るべきなのだろうか。アクション部分にはなんら不満はないのですが、ストーリーの方が個人的にはかなり食い足りない気分です。FFみたいにやたら長くしろとは言わないけど、もう少しこう、ごたごたしたりキャラ同士をいろいろ絡めてあげてもいいんじゃ。これではあっという間に終わってしまうではありませんか。

と、正直腹三分目ぐらいな満足度ではあるものの、まずはユニカ編を滞りなくクリア。Easyモードでさくさく。
ちなみにこのユニカはトバ家の子。I・IIをやった人なら知っているジェバ婆さんや盗賊のゴーバンや占い師のサラ、あのひとたちのご先祖様なのですね。ご先祖様万歳。その節はアドルがたいへんお世話になりまして。いや、むしろいずれお世話になりますと言うべきか。
とりあえず、700年という時のへだたりの大きさをほんのり感じることができて、個人的に「こうであって欲しい」という最低限の要求は満たしてくれました。

次はユーゴ編にとりかかります。裏切りの家系たるファクト家の人が主人公だけに、少なくともユニカ編よりは重厚な物語になることを期待しつつ。ちょっと望み薄だけど。
[PR]
by umi_urimasu | 2007-05-22 00:51 | ゲーム
何読んでるの?虚淵さん
全ニトロファン微苦笑! これが虚淵玄の本棚写真だ。

並んでいるのは金庸、ラヴクラフト、皆川博子、ブラッドベリ、ジョージ・オーウェル、グレッグ・イーガン、テッド・チャン、デイヴィッド・ブリン、神林長平、冲方丁、馳星周、などなど。それに空手バカ一代。予想通りというか、わりとまんまな感じですね。しかし、仕事用の資料っていう雰囲気がどうも薄いように思えるのは気のせいか。
あと、SF以外ではやはりハードボイルド系の割合が多め。僕はそっち方面にはまるっきり疎くて、フォーサイスとかフリーマントルとか聞いたことあるなぁっていう程度ですが。


こちらは鋼屋ジン氏の本棚写真。ヘルシング、シグルイ、皇国の守護者、月姫、西尾維新、古橋秀之、涼宮ハルヒ、クトゥルー関連等々。流行りのライトノベル系がほとんど。まあ、ゲーム屋さんの本棚としてはこのほうが虚淵本棚よりもずっと健全なイメージではあります。
ちなみに小説以外に一冊だけ、大塚英志「キャラクター小説の作り方」。まさか、そんなの読みながらデモンベイン書いたわけでもないだろうけど。



で、次回のニトロ新作は久しぶりに虚淵シナリオらしいと聞いて喜びいさんで見にいったらば、これが出てきたとです。

続・殺戮のジャンゴ~地獄の賞金首~

ある意味すごいわ。儲ける気ないんか、この会社。


─────
ちかごろ本屋に行くと、百年の孤独やコレラの時代の愛と並んで族長の秋 他6篇がたくさん置いてあります。「他6篇」ていうのは、もともとサンリオ版のエレンディラに入ってたのと同じラインナップみたいです。上様、これはなかなかの一冊でございますぞ。
あと書名は変わるけど「ママ・グランデの葬儀」もそろそろ出るらしい。新潮社GJである。誉めてつかわす。
でもなんで文庫で出してくれないの。


─────
[動画] ターミネーターVSロボコップ EPISODE 1
あまりの互換性の高さにプレデター嫉妬
[PR]
by umi_urimasu | 2007-05-02 16:46 | ゲーム
「ひぐらしのなく頃に 解」祭囃し編
a0030177_2182311.jpg超長編サウンドノベルの最後を飾る"奇跡"の一日を描く「祭囃し編」。
こやつやりおったわ。最悪にして最高のフィナーレ。将棋にたとえるなら、羽生名人が相手の王を歩打ちで詰ませてしまうようなものだ。これだから同人は面白、もとい、恐ろしい。
ありがとう、竜騎士07氏とサークル07th Expansion。おめでとう、圭一、レナ、魅音、詩音、沙都子、梨花、入江、富竹、鷹野、大石、アンドすべての雛見沢村民たち。そして、強烈に読み手を選ぶこの作品に最後までついていけた自分自身にもちょっぴりおめでとう。


「給料いくらだ?」


ひっくり返ったよ、ほんと。


─────
以下は考察というほど精密なものじゃなくてヨタ話レベルですが、ひぐらしの物語の最重要ファクターって何だろねという話。未プレイの人があとで泣くようなネタバレはないつもり。


ひぐらしシリーズのもっとも基本的な主張は、作者自身も述べている通り、「コミュニケーションは大切だ」ということです。人を不幸にする社会悪の多くはコミュニケーション不足から生まれる。だから悩みやトラブルは一人で抱えこまずにみんなで話しあったほうがいい。もちろん現実には共同体ぐるみのいじめやドメスティックバイオレンスなどの問題はそうそう簡単に解消できたりしないだろうけど、ひぐらしは「それができたらどんなにいいか」を描こうというのが趣旨なので、物語の落としどころがやや理想主義的なものになっているのは当然っちゃあ当然だ。

この主張自体は立派なものです。ただし、いくら立派な言い分でも、口先だけでふりかざす理想論に人は共感してくれません。
僕がこれこそ「ひぐらし」の最重要コアパーツではないかと思うのは、理想論をぶつまえの、不幸に苦しむ人生のつらさをものすごく丹念に描き込んでいるところです。この苦しみのリアリティこそが状況の改善を本気で願う原動力になる。いじめや差別、家族不和といった逃げ場のない精神的苦痛をわがことのように感じてはじめて、人はその理想論に必要性を認めてくれる。
もちろん、エンターテインメントとして読んであまり気持ちのいい内容じゃない。痛いしつらいしストレスたまる。しかし、ひぐらしの物語の中でいちばん強力な、欠けてはならない部分はやっぱりそこんとこだろうと、僕には思えてなりません。
作家としての竜騎士07氏がいちばん得意とするのも、サスペンスやホラーよりこの「人の不幸のリアリティ」の描き方だという気がするのです。(祭囃し編でも、鷹野三四の生い立ちと野望を描いたプロローグの迫力は他より抜きんでている)


シリーズを通じての基本主張はもうひとつあって、それは「罪を憎んで人を憎まず」ってやつ。よん所なき理由により生じた罪や汚れを、神とか病気とかにひきうけてもらうことでみんなが生きていけるんだっていう考え方ですね。こっちも物語全体をまとめる重要テーマだと思いますが、祭囃し編でいきなり強調された感があるので、今回はちょっと取りのけってことにしときました。この話、もともと皆殺し編までで考えてたことだったし。

あと「信じる心の強さに応じて事態が動く」ってのもあるけど、これは主張というよりゲームのルール。


以上、「不幸描写こそ『ひぐらしのなく頃に』のキングストン弁である!」というお話でした。
まとまってなくてすまん。ヨタ話を読ませた詫びに魅音の空気投げを食らってこよう。
もっときちんと書けそうだったら、また再トライしてみます。
[PR]
by umi_urimasu | 2006-11-28 21:33 | ゲーム