「しあわせの理由」G.イーガン
まだ読みかけですが、やっぱ凄い。相も変わらずアグレッシブなアイデアとロジックの塊です。イーガンの作品は邦訳のスピードが遅くて、発表から邦訳出版まで10年近くかかるのが普通らしいんですが、そのことに理不尽な怒りすら覚えてしまうぐらい凄い。
お願いですからもっと早く訳してくださいハヤカワの中の人。頼みますほんと。

2/3ぐらいまで読んだかぎりでは、長編や「祈りの海」に比べるとやや一般人向けというか、必ずしも先端科学ネタにこだわらない作品が多いような印象を受けました。サイコでシュールな「愛撫」、ガチでサスペンスに徹した「チェルノブイリの聖母」、スラップスティック+ブラックユーモアの「道徳的ウィルス学者」などは、テーマよりは手法において、今まで読んできたイーガン作品とは異質なタイプ。イーガンてこういうのもやれたんだ。失礼な言い草だけど素でびっくり。
一方、「闇の中へ」「適切な愛」あたりはいつものイーガンスタイルです。一応バランスは取っているらしい。そしてまだ手をつけていない表題作「しあわせの理由」は、聞くところではイーガン節爆発!の傑作だとか。
よしよし。そうこなっくちゃー。

というわけで読了編につづく。


[アニメ] 機神咆吼デモンベイン 第2話
あら。んー。第1話を軽く上回る微妙さに意気消沈。特に演出の苦しさは、素人目に見てもさすがにちょっと……って感じでした。期待のロボット戦闘シーンも顔のアップショットばかりで、CGもほとんど動いてなくて。ストーリーがどうこう以前に根本的な技術力不足を心配してしまいます。
でもまあ、機神飛翔がすでに発売されているのでまだ救われた。もともと本命は飛翔の方だし、アニメ版がこの程度の出来になる可能性も想定の内ですから。
剣が折れたなら別の剣をもって来ればいいのだよ。はははのは。それ、ゲートオブバビロンー!

ぐすっ。
な、泣いてなんかないんだからねっ。


[動画] スケルトン・ギグ
骸骨がふにゃふにゃ踊るあやつり人形パフォーマンス。かわいい!
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by umi_urimasu | 2006-06-08 01:38 | 本(SF・ミステリ)


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