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「パプリカ」映画化!
ぶるあぁ!
筒井康隆アニメキターー! しかもパプリカとはまたおいしいところを。
ありがたい話です。
これでクォールはあと999年は戦える。

いやいや。無理だけどな。

映画「パプリカ」 2006年公開予定
監督:今敏
脚本:水上精資・今敏
キャラクターデザイン:安藤雅司
音楽:平沢進
制作:マッドハウス


そしてさらに。

「時をかける少女」 2006年夏公開予定
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
美術監督:山本二三
制作:マッドハウス


どちらも強力なメインスタッフを揃えてきました。「東京ゴッドファーザーズ」や「千年女優」から察するに、今敏という人は夢ネタやメタフィクション的な演出もかなり得意なように見受けられます。パプリカの方はかなり期待できそうな気配。
時かけの方も、こちらは筒井康隆だからってわけじゃないけどそれなりに期待大。学校の怪談は意外と面白かったし。
ちなみに細田守氏は、もともとハウルの監督をするはずだった人。なんで降りちゃったんだろうね。


[アニメ] 蟲師 7話「雨がくる 虹がたつ」
不思議な虹の魅力に取り憑かれ、その虹を捕まえるために旅を続ける男。過去をひきずる人間と何者にもとらわれない蟲の生のあり方が、雨上がりの空の下で交錯する。
ラストシーンの、現実と非現実の境界ぎりぎりをゆくシュールなビジュアルが印象的でした。もともと映像のクオリティは非常に高い作品ですが、単にきれいってだけじゃなくて、こういう「地味な中にもインパクトあり」な絵をしっかり見せてくれるのがよけいに高評価だったり。

[本] 西尾維新「クビシメロマンチスト」
虚ろな言葉で語られる、空虚な人物たちの空疎な青春物語。意味をなさない造語や誤用を多用する文体は、個人的にはちょっとくどすぎに感じられてまだ引いてしまいます。何でもかんでもおかしくすりゃいいってもんじゃないだろと。
ただし、そんな子供じみた言葉いじりにも時々はちゃんと仕掛けがあったりするので気が抜けない。普段からおかしい文章だからこそ、ここ一番でのそんなトリックがうまくいく。デート場面のミスリードなんかはまさにそれでしょう。
まあ実際にはそんなことより、いーちゃんがあまりに痛すぎるとか巫女子があまりにアホすぎるといったキャラ的な問題の方がはるかに深刻なわけだが。

[アニメ] OVAマルドゥック・スクランブル 公式サイトプレオープン
おお、こんなものが。キャラクター線画(仮?)がいくつか見られます。キャラデザインは村田蓮爾氏だったんですね。思ったより地味な感じ。
by umi_urimasu | 2005-12-12 01:20 | 映画


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