年間おすすめ本ベスト5
一周年記念の時にやりそびれたので、今やろう。

1位  「航路」コニー・ウィリス
2位  「ドゥームズデイ・ブック」コニー・ウィリス

はいよ。この二つはどうあっても譲れません。洒落になんないですから、巧さが。脱帽どころか頭の皮まで脱いでしまいそうな超絶テクニックの集大成。どっちが上に来てもおかしくないんだけど、第二部のまさかのトラップと終盤の勢いで「航路」に軍配。

3位  「死の泉」皆川博子

これまた凄い。ほんとに日本人が書いたのかと疑ってしまう、とんでもないトリックがかけられた偽書。どうせやるならここまでやれよという無言の迫力、背徳的な幻想と狂気の世界に圧倒され続けでした。ラストが凄すぎる。
足が、足がー!

4位  「風来忍法帖」山田風太郎

「魔界転生」「柳生忍法帖」との間で悩むこと四半刻。結局、ラストでじわっと泣かされた「風来」が僅差で代表に。まさかあんなのまで書ける人だとは思ってなかったのでよけいキました。僕はこの人こそがライトノベルの神様といっていい存在ではないかと思ってます。

5位  「祈りの海」グレッグ・イーガン

いわゆる切れ者。アイデアはストレートなんだけど、作品としてそれを提示する手口がめちゃくちゃ鋭い。ただし、せっかく普遍性の高いテーマを扱っているのに、理屈っぽさが敷居を高くしているようです。できればもう少しお手やわらかに……っても無理か?
次の邦訳は「ディアスポラ」9月発売予定。

以上、順位は純粋に僕の好みにより独断で決定しました。
ガルシア・マルケスや筒井康隆は、基本的には好きなんだけどあえて除外しました。ややマニアックな領域に入ると思ったし、この方が人のお役に立つリストになるかなあと思って。
ちなみにこのリスト、出版年月には何の制限もなくて、単に僕が一年の間に読んだ本の中から選んだものです。なので古いのも混じってます。あしからず。


おまけ。年間おすすめアニメベスト5。

1位 カレイドスター
2位 マインド・ゲーム
3位 攻殻機動隊Stand Alone Complex 1st GIG
4位 プラネテス
5位 十兵衛ちゃん2 シベリア柳生の逆襲

選んだっていうか、単に見たものを並べただけっぽいけど。カレイドスターは近年稀にみる大収穫だった。いやもう、まさかあれほどとは……。
あ、気づいたらプラネテスは総合レビュー書いてなかった。途中けっこう見逃しちゃったしなあ。というわけでプラネテスのリンクだけへちょいレビューになってます。うぐう。

以上、年間おすすめリストでした。
もし来年の今頃までここが存続できていたら、第二回をやりましょう。
[PR]
by umi_urimasu | 2005-08-08 22:07 | 本(others)


<< トップをねらえ2! 「宇宙消失」ほそく >>