字が多いー。
説明のために必要とはいえ、顔と長文セリフのコマばかりという今の状態は、せっかくの小畑健の画力を自由に振るう機会を奪ってしまっているんじゃないかと思います。内容も、やや理屈っぽさが先行しているような印象。
しかしそれでも、大がかりなトラップをしかける場面ではけっこうどきどきして読み込んでしまいました。なんだかんだ言って、単行本のスケールで見ればちゃんとバランスの取れた構成になってるようだし。心配ないかな。
ただ、ノートのルールの細分化にはさすがに辟易。というか死神って不自由すぎ。あれもダメこれもダメって、どっちかっつーとむしろ人間以上に不便に見えますが?
もっと豪快に「ムカつくので全員死刑!」とかできんのかい、死神のくせに。
怖いのは顔だけかと。しかも姿はノート所持者にしか見えないし声も聞こえない。
てめーは
アルバート・ウィンソーキか!
なんか哀れをもよおしてきた。聞いていますか?ウィンソーキがんばれよ。
第1巻がなつかしいですの。ぱぎゅう。
───
【映画】
「コンスタンティン」キアヌ・リーブス。
ちょっと見てみたいやつ。イメージ的にエクソシストで埋葬機関で断鎖術式で天魔覆滅で「灰は灰に、塵は塵に」系なあたりがツボの予感です。少なくともマトリックスよりは期待してる。燃え分補給できそうな映画だと嬉しいな。