「鉄鼠の檻」ウホッいい京極
読んだ。一言でいうと、

『やらないか』

むはぁっ。

でもなんか、先日の京極二作品に比べてインパクトは弱くなってしまった気がします。同種の作品ばかりを続けて読みすぎたせいか、自分の読み方の方が勝手に自動化されてしまったようで。何事も慣れすぎはよくないですね。

ただし、怖いのだけは全然免疫がつかない。おかっぱ振袖の日本人形とか、イメージするだけでもむちゃくちゃ怖いです。あれはどうしてあんなにも根源的な恐怖を呼び起こすのでしょうか。夜の山道で等身大の笑う日本人形に追っかけられたりしたら、僕などはマジで発狂するかもしれません。それぐらい怖い。なぜだろう。なぜかなぁ?


「祈りの海」 G.イーガン
やっと半分ほど消化。物理用語が飛び交う説明部分はちょっと手強いけど、小説として言いたいことはわかります。基本的にはアイデア一発勝負の作品ばかりなんですが、問題意識の鋭さと小説的な出来の良さでガツンと来る感じ。個人的には前半の短編「貸金庫」「キューティ」「繭」「ぼくになることを」あたりがヒットですな。

「バジリスク 甲賀忍法帖」せがわ まさき
あの山田風太郎「甲賀忍法帖」の漫画化作品。ストーリー、シチュエーション等については原作をほぼ忠実に再現しているようでした。絵がかなり上手く、マンガチックな表現にしすぎていないのがいいです。
なんかTVアニメ化のプランもあるようですが、あの(自主規制)な忍術勝負をテレビでまともに描くのはちょっと無理ぽな気も。
制作は……GONZOか。がんばれGONZO。この原作なら、さすがに「ストーリーへぼい」とか言われずに済むでしょう。
[PR]
by umi_urimasu | 2004-09-28 17:22 | 本(SF・ミステリ)


<< 「ジャッキー・ブラウン」クエン... 「予告された殺人の記録」ガルシ... >>