覚悟のススメみたいなノベルゲーム探してます
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久方ぶりにひとつノベルゲームでもやってみよっかなあ、という気を起こしまして、よきソフトはあるまいかと物色中。虚淵風かデモンベイン風か、いずれにせよ初期ニトロのような燃えに特化した娯楽大作がいい。理想としては「覚悟のススメを彷彿とさせる」ような作品が見つかるとうれしいのですが。あそこまで破天荒なものがそうそうあるかどうか。
装甲悪鬼村正 -公式サイト
これとかどうなんだろう。歴史改変された架空の日本で、意志をもつ鎧を装着したサムライがチャンバラ空中戦をやらかすといった内容だとか。なんかちょっと覚悟っぽいかも。ただ、ストーリーはかなり重苦しくて外道な感じらしいので多少躊躇するところもなくはない。まあニトロ10周年記念作品というふれ込みだし、ダークな話でもやたらにめそめそうじうじしてなければ大丈夫かも。思いきって買ってみようかのお。

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「WORLD WAR Z」マックス・ブルックス
これまでの人生、ゾンビものは完全に守備範囲外でした。しかしホラーというよりむしろ災害SF小説的な観点から傑作と褒めている人も多くて、読みたくなりかけている一冊。たとえば小松左京みたいな感じなのでしょうかね。

今、読んでる本は「遠野物語」。
どこかなつかしく、またほのかに恐ろしげな、古い香りのする東北民話がぎっしり。これは手ごわい。年月をへて元の事件の前後関係とかディテールはとうに失われ、なにもかも曖昧模糊として、「どうしてこうなった」と途方にくれてしまう奇譚の数々。でもこれらが「実際に聞いた話をそのまま記録」したものならば、そのような逸話が生まれ、伝わり、変形しつつ生き残ってきた、そうなるべくしてなった理由が必ずあるはずだ。お~い誰か、京極堂呼んできて……。

[画像] 召喚師の浮世絵画像を貼ってみる
すご!なにこの江戸画像天国。一枚ずつじっくり眺めてるとあっというまに時間がすぎてしまう。これとかこれとか、絵に対する文章配置の無頓着ぶりが面白い。

江戸読本に見る造本意識
客は物語の内容よりもまず表紙や挿絵で本を選んでいた。作家の中には絵のモチーフ、デザイン、レイアウトなどまで病的なほど細かく指定する馬琴のようなこだわり屋もいた。あんまり現代と事情は変わらない。それにしてもさすが北斎は発想が自由すぎるな

著者インタビュー:長山靖夫先生 『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』
日本近代SFの黎明についての話。トリビアいっぱいで楽しい。こんな話もある↓
『偽史冒険世界』によると、明治41年に「冒険世界」を読んで刺激を受けた愛知県の中学生数名が、仲間とボートで冒険旅行に出かける計画を立てたが、親にばれて未遂に終わったエピソードが紹介されてますね。その計画の首謀者が、なんとあの江戸川乱歩(平井太郎少年)だったとは。
大乱歩自重。大事にいたらなくてほんとによかったね

Togetter - まとめ「ダークエルフの起源」
「ホビットの冒険」における闇の森のエルフはちょっとイジワルなほのぼのドジキャラ集団にすぎないんで、日本の一般的なダークエルフのイメージ(邪悪で高性能?とか)のルーツ候補としてはやや弱いんじゃなかろうか。

[画像] 京都大学にすごい寮があるらしい(画像21枚):デジログ!
現存する日本最古の大学寄宿舎。探検してみたい。でも住むのは遠慮したい

続編の構想もあった――Xbox 360版『ファントム』虚淵玄さんインタビュー
「クロウディアルートは『ToHeart』長岡志保EDに背中を押されて作った」 な、なんだってー

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5/28
今週は「装甲悪鬼村正」にかかりきってます。おかげでネットしてるヒマがない。今、ようやく一条ルートと糸目ルートを消化し終えたとこ。当面のお気に入りキャラは六波羅四天王(?)のみなさんですな。特に童心坊の外道すぎる破戒僧ぶりには拍手を惜しまない。もっとやれ。
小説は 野阿梓「バベルの薫り」 のさわりを読みかけ。鬼哭街ばりのサイバー中華伝奇、やりすぎなルビ芸、未来SFなのに征夷大将軍など、笑いどころ多し。これは先が楽しみだ。

『少女外道』 (皆川博子) | 文藝春秋
これも読みたい。皆川先生ラブ。

ウィリアム・ギブスンによるおすすめSF小説10選
既読はベスターの虎とバラードの結晶世界だけでした
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by umi_urimasu | 2010-05-15 19:36 | まぞむ | Comments(5)
Commented by naijel at 2010-05-15 21:14 x
ブルックスは小松左京と三島由紀夫とうめずかづお(感じでてこない)が大好きとのことでしたのでそういう要素もありますね。ずばり「小松博士」とかでてきたり日本の扱いがえらいことになってたりしますし。
Commented by umi_urimasu at 2010-05-15 21:29
すごい組み合わせですね。ますます読みたい度が上がりました。というか読むのほぼ確定です。ありがとうございます。
Commented by 葛餅 at 2010-05-18 00:32 x
1◆こんにちは^^ 先日はお邪魔致しました。いつも楽しみに拝見しています。

燃えに特化した娯楽大作を欲しておられるとのこと。「装甲悪鬼村正」は、まさしくそのものです。
盛り込まれた要素があまりに多様なために、主人公がうっかりニトロ史上最高に文武両道博学多才(杉)仕様となっておりますor2
剣術道、航空機戦闘、F1、論語、古事、近代史、戦争史、サブカルチャー、トンデモSF、etc etc…

ファンブックに拠ると、
でじたろう氏曰く「今までの作品たちの中で100点満点。ほんとうに表現したかったものが創れた」とのことですが、
あんな物語を、あのクオリティとあのボリュームでゲームの形にしてしまって…
ニトロの財政がほんのり心配になってしまう程度には、読み手を選ぶ物語のでは…などと思ってしまいますが(´艸`);

鬼哭街を越える燃えの形、葛藤、そして中庸であろうとする苦衷と煩悶が、描かれていました。
間違いなく、大作かと。
Commented by 葛餅 at 2010-05-18 00:34 x
2◆
何やらとっても煽ってしまいましたが、umi_urimasuさん(とお呼びしていいのでしょうか?)の書評…文章のファンとして、
umi_urimasuさんが村正に接したとき、如何なる燃えを見出されるのだろう? どんな読みをされるのだろう?と、
ウズウズwktkしてしまう下心も若干ありつつ。。オススメさせて頂きますです。

P.S-「空想の中にしか存在しない絶景」の名手に、内尾和正さんという画家がいます。 この方の世界・風景も大好きで。
既にご存知でしたら申し訳ありません。
『記憶の森』 http://blog.ucchieys.com/

(文字数制限をオーバーしてしまったので、二回に分けて失礼致しましたorz;)
Commented by umi_urimasu at 2010-05-18 00:58
装甲悪鬼村正、おすすめありがとうございます。まだ決めたわけではないのですが、もちはもち屋、ニトロっぽい作品が欲しければやはり素直にニトロを選ぶのが一番間違いがなさそうかな、という気がしますね。体験版があるみたいなので、ためしてみようかと思います。

> 内尾和正さんという画家
こちらの情報も教えていただいてありがとうございます。後ほどゆっくり見てみます。

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